事業者名 |
信楽高原鐵道株式会社 |
事例名称 |
焼きものによる企画キップ |
概要 |
信楽焼の産地を生かし、陶器によるキップを作成し、昭和63年から販売を始めた、以降毎年販売を続け、今では顧客もでき、安定的な収益事業となっている。 |
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取組の様子 |
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協力者・関係者 |
滋賀県(販売促進の面) |
背景 |
経営基盤の弱い第3セクターとして発足したことから、安定的な収入が求められていた。冬場、観光客が減少する事から増収対策が必要であった。 |
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内容 |
昭和63年陶器によるキップを考案し、翌年の干支である午(うま)と一体となったデザインのキップを販売したところ人気となり、以降干支を替え毎年販売している。干支キップ一枚で親子往復のキップとなっている。今では七夕、ひな祭り等の季節行事を信楽焼のシンボルであるタヌキをデザインとしたタヌキキップも併せて販売している。
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鉄道事業者、沿線自治体の概要 |
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事業形態 :第一種鉄道事業者 |
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営業キロ :14.7km |
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輸送人員(平成14年度):575千人 |
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主な沿線自治体及び人口(平成15年3月末):信楽町
14,229人、水口町 36,819人 |
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効果 |
・企画キップによる年間輸送人員27,000人 |
成功(失敗)理由 |
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陶器による初めてのキップとして、マスコミに取り上げられ、全国にPRできたこと。 |
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干支キップとしたため、一度購入した者が毎年更新されるキップを購入することとなったことから、安定的な販路先となったこと。 |
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キップマニア等顧客リストを持つことができ、ダイレクトメールによる販売促進活動等新たな取組が可能となったこと。 |
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今後の課題 |
最盛期に比べ販売数が減少してきたことから、種類の多様化等による販売促進活動が必要。 |
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お問い合わせ先 |
近畿運輸局 |